2016年6月9日木曜日

シンプルがいい。


シンプルとは、余計なものがないということです。
なにが余計なのかは人によって違います。
だから他人と比べる必要はありません。

理想の自分も余計です。
理想の自分とより高みをめざす自分とは似ているようで違います。
理想の自分とは親からの期待を映し出したものであったり、
親や他者から認めてもらうための避難場所であったりします。

ですから、理想の自分を達成しても、
本当の自分と乖離しているので、
幸せになれる可能性は低いばかりか
疲弊してしまう懸念があります。
間違った思い込みから解放することが急がれます。

一方、高みをめざす自分とは、
自分にとって正しいことをして、
つまり、ありのままの自分でいながら、
進化したいと願うことです。

ある人は本当はAKBや乃木坂が好きなのに、
それを公言するとミーハーだと思われないかと危惧して
ハイセンスと思われている音楽が好きだと言ってました。
これをありのままの自分とはいいません。
簡単に言うとこれが理想の自分とありのままの自分の違いです。


シンプルライフとはありのままの自分で暮らすことです。
好きなことをやり続ける暮らし方です。

たとえ他人にとっては魅力的なことでも、
自分にとってそうでないことはしない。
嘘偽りのない暮らしを先進国ですることは
不可能に近いと思いますが、
チャレンジすることは、決して間違っていないと思います。

ゲーテは73歳で18歳の少女に一目惚れしてプロポーズしたといいます。
結局、ゲーテは親に反対され失恋しますが、
自分らしく生きる上で必要だったのです。
その情熱を誰も愚かとは言えないのです。






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