2016年6月29日水曜日

「あるがままを受け入れる」という意味



ヒトラーを成功者、英雄視する人がいます。
自分はそうは思わないけど、そう考える人にはそれなりの理由があります。

つまり、ひとには「そう思える自分の世界」があります。

自分のある行動に対して
「崇高な精神の持ち主ですね。真似できない、敬服します。」
と言ってくれる人もいれば
反対に「最低だ。お前はおかしい。」と攻撃してくる人もいます。

それぞれに、当人にはそう見えるのです。
誰にどう見られても、当人の世界で私の世界ではありません。

自分の気持ちは自分が一番知っています。
だから、称賛に対しては「ありがたい。勇気になる」と思うし、
悪口、誤解に対しては、「そうじゃない」と反論したくなります。

しかし、反論は「相手を否定する」ことです。
反論した段階で、事実に関係なく別の次元に突入してしまいます。
相手を肯定するか、否定するかの次元です。

否定された悔しさから、反論することで、相手を否定する。
話の本体とは関係なく、否定合戦に陥るのです。

このバカバカしさに対処するには「否定されることを受け入れるしかない」と思います。
「あなたにはそう見えるんですね。そうですか。」という態度しかない。
「はい、わかりました。そうですか。」と胸の内で呟いてお終い。
それ以上、発展させたくないので、発展させないようにします。

「相手のなかで見えること」を否定しても仕方がありません。
悔しいけれど、あきらめるしかない。
あきらめるのも自己主張(アサーティブ)だと思います。

相手が見方を変えるのを待つしかないのです。
変えないかも知れません。
でも相手を変えることはできないから受け入れるしかないのです。

これも『あるがままを受け入れる』ということなのです。

誰にどう見られても、私は私でしかないのです。、
私は相手の世界を生きたくもないし、生きることもできない。

生きていると損をすることもあります。傷つくこともあります。
損を嫌がり、傷つくことを避け、
得すること、いいことだけを得ようとしても、
できません。裏表1セットだからです。

超ポジティブ」とよく言われます。
それは傷つくことを受け入れている面、
諦めている面を見ていないからそう見えるのだと思います。
あるがままを受け入れている』だけなのです。

つまり信念を大切にして、すべてを受け入れていると、
ネガティブもポジティブに変わるということです。

『もしもドロップシッピング幸せプロジェクト』もお楽しみください。



0 件のコメント:

コメントを投稿