2015年12月14日月曜日

最高のご褒美は、内から輝くあなたの眩しさ

人生でもっとも大切なのは、出会い。つまり人との想いのある交流でしょう。当然そこには人を愛することがあるので、人生でもっとも価値のあるのは愛することに尽きると思います。

そこには人としての「在り方」があります。
人として深くなければ深く愛せないのです。

観客を泣かせるために用意されたシナリオがあり制作された映画を見て、「泣きました。感動しました」というような単純なものではないはずです。
お金を払った分だけ「感動した」という対価を受け取って、明日から頑張りましょうも悪くはないが、人はもっと複雑です。

最近、プロフェッショナルであるべき人の不祥事が多い。プロフェッショナルも人間だから過ちも冒す。仕方のないことだと一定の理解はするが、たとえば子どもが教師を信用できない、女性が警官を信用できない、さらには子どもが親を信用できないとなれば、世界は闇なのです。

闇を作っているのは「そこにいる人の在り方」です。人生でもっとも価値のあるのは愛することに尽きると思うというのは、そういうことだと思うのです。人が輝かない暮らしは、お金があるとかないとかの問題ではないのです。

在り方は価値観より、さらに根源的なものですが、価値観として考えてみても、愛することは価値観の共有と密接な関係があります。同じ屋根の下で暮らすカップルが自分の価値観に終始しパートナーの価値観に見向きもしないとしたら、愛しているとは言えないでしょう。

人には自分のキャパシティーがあります。それをお互いが支え合いバックアップすることで安心してキャパシティーを拡張していくことができるのが、二人で人生を歩む意味ではないかと思います。

特に女性は安心を求めるものです。それこそが女性の可愛らしさの本質で、だからこそ保護的な気持ちを持つことができます。男は母親の保護的な気持に守られて、厳しさを持つことができます。

プロフェッショナルの不祥事の根本には、自分のキャパシティーが広がらない家族の問題があるように思うのです。愛することに目が向かず愛されることしか考えられない人が増えているのです。

であれば、スイーツなお菓子に、さらに砂糖をかけるように、愛して愛して、愛することを喜びとする人に育ててあげるのも、ひとつの在り方なのです。

特に女性は男に左右されます。相手のキャパシティ次第で動ける範囲は変わってくるし、やれることも違ってきます。同じことは男にも言えます。結婚してペットのように別人になってしまった男もたくさんいます。

恋愛を「Give&Take」だと思っている人もいます。その一方で「Give&Given」でも良いと考えている人もいます。その背景には愛し愛されることを取引のようにしたくないという切実があります。

あなたが好き。愛してる。結婚したい。使う言葉は同じでも、その意味は人ぞれぞれに大きく違います。在り方で意味は全く違ってしまので、通じない人にはなにを話しても通じないのです。


恋愛とは、自分をより魅力的に輝かせてくれるものであって、勇気を与えてくれるものだと思います。自分と愛し合うことで相手が内側から生き生きとしてくる姿ほど、なにより最高のTake、愛することへのご褒美なのです。

どこかのお店では決して買えない「輝き」こそが、この世にあるどんなものより、価値あるものだと思うのです。




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