2015年4月20日月曜日

育自に関心のない大人が育児に失敗している



人は誰でも、夢があり、望みがあり、幸福に暮らしていきたいと思っています。

一応そうなっています。

しかし、そこにはトリックがあります。

このところの無差別殺人、ワイセツ行為、ルール無視の歩行(自転車、車)の増加はどうでしょう?

特にその道のプロフェッショナルの脱線、逸脱行為は目に余るものがあります。
まるで、自ら罰を求めているようです。某校長の1万人を超える買春行為の凄さは特別だとしても尋常ではありません。

そう、彼らはみんな罰されることを求めています。ヒトラーと共通点があります。

人には自覚できる健全な望みとは裏腹に、隠された動機(望み)すなわち罰を受けることがあります。

ちょっと誰の身にも起こりそうな事件をご紹介しましょう。

自分が乗っていた自転車が盗まれました。
数日後、自動車で走っていると、すぐ近所の軒先に、盗まれた自転車を発見しました。偶然か使用されているのか、確認するため、数日、様子を見ることにしました。

状況は明らかなに使用されているようでした。

近くの交番に行き、事情を説明し、警官に取り戻しに行ってもらいました。

すると、その家の高校生の仕業とわかりました。
なによりの疑問は、軒先にあるので、家族はみんな見慣れない自転車があることに知っているはずなのに、誰も気にしないことでした。

警察は家族を署に呼び、事情を確認しました。
以前にも数回、同じことをしていたのです。つまりこの子は親に関心を持って欲しいのですが、持ってもらえず、罪を繰り返していたのです。

なぜでしょう?

自分はダメな人間だという無力感があるからです。

彼の問題がこの年頃で解決されると、自分を育てる意識が覚醒しますが、解決されないと大人になっても、続き、犯罪のスケールも取り返しのつかないものになっていきます。

つまりワイセツ行為が増加していく裏には、未解決の問題を抱えたまま、年齢を重ねていく人が増えているのです。そして彼らにも「被害者」の一面があります。


育児は育自。

育自に関心のない大人が育児に失敗しているのです。

負の連鎖を止めるのはあなたです。