2014年8月22日金曜日

「あなたは私の望みを知って叶えてくれる」という幻想





「あなたは私の望みを知って叶えてくれる」という幻想

続く


現実世界では、欲求、願望、希望は、はっきり伝えなければ、かなえら
れる見込みはないのです。

子どものころから、期待を抱かなくなった子どもがいます。
期待すれば少なめに見ても失望することになるし、最悪の場合にはうちのめされダメージが残ることを体験したからです。

親が守ってくれなかった約束は遊園地かも知れない。夏休みの海かも知れない。
大学だったかも知れない。

期待しなければ傷つかない。失うものもない。言わずにいれば、少なくても誰にも分からない。小さなプライドは傷つかない。

生きる知恵だ。
しかし、恋愛、結婚に於いて、それはいい方法とは言えない。

あなたが、望みが適わなかったことで、彼を傷つけていくからだ。表面的にはなにごともなかったように振る舞えても、傷ついた心は二人の関係を傷つける。

仕方がない。彼が私のことを省みなかったからだ」とあなたは思うかも知れないが、それは違うのです。現実世界では、欲求、願望、希望は、はっきり伝えなければ、かなえられる見込みはないのであって、それは彼のせいではないのです。


大事なことは、彼がいつもあなたの心情を察することではなく、ふたりで力を合わせて二人の望みを叶えていくことです。










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