2014年1月3日金曜日

愛は、どのように、どんなことに、役に立つのか?



愛は、何の役に立つのでしょうか?
愛とはどのようなことに対して、どう使えば、効力を発揮するのでしょうか?
愛とは覚悟であり、技術です。10のライフスキルの根幹となるスキルです。

人生とは選択の連続ですが、愛、つまり自己肯定は覚悟(勇気ある決断)になります。覚悟はスキルを上回るので専門スキルを育むプロセスを通じてライフスキルも同時に育みます。自分の在り方が専門スキルを育み自分の在り方を成長させるのです。

覚悟とは必要のために、自分と状態を肯定し受け入れることです。必要のためとは言っても自分と状態を率直に受け入れることは勇気が入ります。人は何かを成し遂げるスキルを気にしますが、覚悟は必要な変化を受け入れ、必要な学習、努力を自分に与え、必要なスキルを自分に招き入れます。必要を受け入れ果たすことで自分の道が開きます。「自分らしさ」とはここで開かれる自分の道に他なりません。


自己否定、あるいは他者否定のような、理由なき否定は根拠もなく変化そのものを恐れているので、正当な理由なき拒否をやってしまいます。間違った判断を招き入れます。そこに潜在するスキルを高めること、さらに機会さえも受け入れないので人生の重要な局面を在り方と共に台無しにしてしまいます。

もっとも気にせずにいればそれまでのことですが。
つまり愛のない暮らしで満足というのならそれでいいのです。しかしその仕返しは人生で必ず受けます。人生とはそういうものなのです。あなたに仕組みがあるように、人生にも仕組みがあります。なぜならあなたに仕組みがあるからです、つまりあなたの人生だからです。だから裏返せば「なりたい自分」になれるし、思うような人生にもなるのです。

その意味で「愛」と「生きる構え(対人関係のフォーム)」は誰にとっても冒険の旅である人生に欠かせないパンとナイフ、ランプのようなものだと言うことができます。

私たちは暮らしていく上でいくつかの大きな課題に向き合います。
自分自身のこと、仕事、恋愛・結婚、子育て、家族、社会とのコミュニケーション、さらに、お金、時間、成熟すること、健康、介護などがそうです。

これらの課題を自分にふさわしく最適化しょうとして、私たちはいくつもの障害を克服しながら調和を図ろうとします。

愛とは、あなたの脳と感情と身体、それらを統合した心の忙しい動きをバランスよくマネジメントするバスターミナルのような働きをしています。

愛を正しく理解して、ライフスキルに落としこみ使いこなすと、人が向かい合う課題は間違いなく処理しやすくなります。
困ったとき、迷ったとき、愛は必要な形に姿を変えて羅針盤になるのはもちろん、あなたと周囲の人を励まし、勇気づける力になります。

ライフスキル




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