2013年11月6日水曜日

夢や目標は何のためにあるのか


機能している家庭で、これといった問題なく普通に育ってきた人でさえ、夢、目的、目標、ゴールを定めても、定めて叶えるのも簡単ではないので、具体的に定めるのが難しいのなら特に気にすることはありませんが、自分の難題解決やスキルアップのために定めた方が良いのです。

夢、目的、目標は、あればいいけど、なくてもいいというのは、夢、目的、目標は自分を
愛するためのものであり、自分を否定するものになるくらいなら持たなくていいのです。
無理に考えても本物にはならないので空回りして、自分を否定する結果にしかならないの
で、それなら夢、目的、目標を持てない自分を否定する必要はないのです。

人々の暮らしとは混乱しているものですが、そんな中で生きて行く上で、夢、目的、目標
は暮らしの羅針盤になります。それは行き先を決めるという意味だけではなく、無意識に
用意した人生脚本を意識して書いた脚本に書き換えることになるからです。

叶えたい夢、目的、到達したい目標、ゴールがあって、そこにたどり着くプロセスを描い
て進んでいけば、自分がどうしたらいいのか、いま自分の状態はどうなのか、「プロセス
のいま」と「自分を知る」上でとても容易になります。

しかし、「走りながら考える」という言葉があるように、行動がなければ、何事も成就で
きません。完璧主義の人は、これが苦手です。整っていないと気が入らなくなる傾向があ
ります。そのためフロー状態が続かず、混乱を呼び込んでしまいます。フロー状態という
のは、あることに集中して、我を忘れた状態ですから、集中している面があると同時にごっそり抜け落ちてしまう面があります。だからチームワークが大事になるとも言えます。

セルフマネジメントとは、ひと言で言うならフロー状態の自分を生み出し維持するマネジメントのことです。

自分を客観的に見て、自分と周囲の全体を俯瞰した上で、ゴールインできるように、タスク管理、スケジュール管理、体調管理、などベストコンディション、つまり能力を最大限発揮できるようにフロー状態にすることにあります。言い換えるなら夢や目標はフロー状態の自分を生み出し維持するためにあるのです。