2012年9月2日日曜日

ポジティブ感情〜興味


興味があると、道は広がります。スキルを身につける機会が生まれ、自分が拡張する機会が生まれます。お年寄りは年々物事に興味を失い、それに合わせて、億劫になり、衰退していきます。興味はポジティブな感情の代表的なひとつです。

但し、興味にはある注意が必要です。
旅の本を読んでいると、仕事のことが気になり、仕事をしていると今夜のデイトのことが気になり、デイトを楽しんでいると旅のことが気になる。。。興味、関心がいまこの瞬間、それてしまっていることが少なくありません。興味があることが多いほど、気がそれる危険も増します。

「寝食を忘れて」という言葉があります。実際いまでも食事を忘れることはよくあります。みなさんも話し込んでいるとトイレに行くことを忘れることがあるでしょう。疲労さえ忘れてしまいます。それがアメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが発見した「フロー」状態です。 

フロー状態は我を忘れた状態ですが、逆にコントロールしている充実感を体感します。我を忘れて我を感じるという奇妙な状態です。つまりこれこそが本当の自分に出会った瞬間であり、この時ほど至福を体験することはないでしょう。

つまり幸福な時間を一秒でも多く持ちたいのなら、気をそらすことに時間を使うより、本当にやりたいことに時間を使うことです。「おたく」を批判的に語る人がいますが、熱中していたら「おたく」状態にならざるを得ません。作家はどうでしょう。仕事するには「おたく」状態にしないと仕事になりません。サッカー選手も屋外にいても心理的には作家と同じです。

フロー状態を作るトレーニングはこの繰り返しです。しかも出来ることではなく、いままでできないことでないと集中力は生まれません。「挑戦的な興味」に関わること。。。。これこそが幸福の絶対的な条件なのです。「挑戦的な興味」に挑戦していたら、他のことは「これでええねん」で片付くのです。

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